福井のスーパーにしか売ってないもの5選!地元民が教える最強お土産ガイド
2026年、旅のトレンドは「より深く、よりローカルに」へとシフトしています。
北陸新幹線の延伸により、アクセスが飛躍的に向上した福井県。
観光地を巡るのも素敵ですが、本当の福井の魅力を知るなら地元のスーパーマーケットを覗かない手はありません。
そこには、秘密のケンミンSHOWでも話題になった「福井県民しか知らない絶品グルメ」が所狭しと並んでいます。
「せっかく福井に来たのに、どこにでもあるお土産を買って帰るのはもったいない!」
そんなあなたのために、今回は福井のスーパーを何軒もハシゴして見つけた「絶対に買うべき限定品」を徹底調査しました。
ハピリンやプリズム福井だけでは満足できない、食通のあなたへ贈る最強のラインナップです。
それでは、福井の日常に溶け込んだ至高の味を一緒に探しに行きましょう。
- 福井のスーパーで見つけた!「谷口屋の油揚げ」を超える衝撃の厚揚げコーナー
- 冬の福井スーパーの風物詩!こたつで食べる「水ようかん」の謎
- 鮮魚コーナーが高級料亭レベル?「越前ガニ」期間外でも最強な理由
- 福井限定「オーロラ印の味付けたら」が地味だけど止まらない!
- パンコーナーの主役!「サバエドッグ」やローカルパンをハント
- 家庭で再現!スーパーで買うべき「ソースカツ丼のタレ」と専用ソース
- お菓子コーナーの激レア枠!「揚げあられ」と「五月ヶ瀬」のスーパー限定版
- 夏限定!スーパーの軒先に出現する「くずまんじゅう」と「冷やしあめ」
- 徹底比較!福井の主要スーパー「ハニー」「ハーツ」「バロー」の違い
- 効率的な探し方は?店員さんに聞くときの魔法のフレーズ
- 結論:福井のスーパーは「食の博物館」だった!
福井のスーパーで見つけた!「谷口屋の油揚げ」を超える衝撃の厚揚げコーナー

福井県に足を踏み入れてまず驚くのが、スーパーの「豆腐・油揚げ」コーナーの広さです。
福井は油揚げの消費量が日本一(※総務省家計調査より)と言われるほど、油揚げを愛する県民性。
実際に私が1軒目に訪れた福井市内の某大手スーパーでは、1列まるごとが油揚げと厚揚げで埋め尽くされていました。
有名な「谷口屋」の大きな油揚げはもちろんですが、注目すべきは「地元の豆腐屋さんが毎日納品する無名の厚揚げ」です。
見た目は手のひらサイズでずっしりと重く、表面はカリッと黄金色に揚げられています。
店員さんに「どれがおすすめですか?」と尋ねたところ、「煮るならこれ、焼くならこっち」と即答されました。
福井県民にとって厚揚げは単なる食材ではなく、主役を張れるメインディッシュなのです。
まずは、この圧倒的な厚揚げラインナップの秘密を深掘りしてみましょう。
「焼く」のが福井流!スーパーの厚揚げがご馳走に変わる瞬間
福井のスーパーで売っている厚揚げは、スーパーの惣菜コーナーで「厚揚げステーキ」として売られていることも多いです。
家庭での食べ方は非常にシンプル。フライパンや網で表面をカリカリに焼き、そこに刻みネギとおろしポン酢、あるいは醤油を垂らすだけ。
一口食べると、中からじゅわ〜っと豆の甘みと旨味が溢れ出します。
「これがスーパーで100円ちょっとで買えるなんて信じられない…」と感動すること間違いなしです。
旅行者の方におすすめなのが、保冷バッグを持参して「地元の豆腐屋さん」ラベルのものを選ぶこと。
特に越前市や鯖江市のスーパーでは、その地域限定の豆腐屋さんの商品が並んでいることがあり、これこそが「福井にしか売ってないもの」の代表格と言えるでしょう。
日持ちはあまりしませんが、真空パックになっているタイプも増えているため、お土産としても重宝します。
通販でも取り寄せは可能ですが、やはり現地スーパーの「選ぶ楽しさ」には勝てません。
厚揚げの種類が多すぎて選べない?地元スーパーの棚割り攻略法
福井のスーパー、例えば「ハーツ(HEARTS)」や「ハニー」などに行くと、その棚割りに圧倒されます。
薄い油揚げから、2センチ以上の厚みがある生揚げ(厚揚げ)、そして大判の油揚げまで、少なくとも10種類以上はあります。
地元の方の買い物を見ていると、迷うことなく特定のメーカーのものをカゴに入れています。
これ、実は地域ごとに「推し豆腐店」があるからなんです。
福井市ならこの店、坂井市ならこの店というように、スーパー側も地域密着型の仕入れを徹底しています。
もし迷ったら、「一番売れている(棚が空いている)商品」を手に取るのが正解です。
また、厚揚げを使った「煮物」の惣菜もスーパーでは定番中の定番。
福井の醤油で甘辛く炊かれた厚揚げは、冷めても美味しく、ご飯が進む最強のおかずです。
冬の福井スーパーの風物詩!こたつで食べる「水ようかん」の謎
2軒目に訪れたのは、ドラッグストアと併設された郊外型の大型スーパーです。
冬の時期(11月〜3月頃)に福井のスーパーに行くと、デザートコーナーではなく「特設コーナー」にうず高く積まれているものがあります。
それが、福井県民の冬のソウルフード「水ようかん」です。
一般的な水ようかんは夏に冷やして食べるイメージがありますが、福井では「冬にこたつで食べる」のが常識。
スーパーの棚には、A4サイズほどの薄い箱に入った水ようかんが、まるで週刊誌のように並んでいます。
なぜ冬なのか。それは昔、丁稚奉公に出た子供たちが年末年始に帰省する際、持ち帰った羊羹を薄く伸ばして作ったのが始まりだと言われています。
防腐剤を使わないため、気温の低い冬にしか作ることができなかったという歴史的背景があるのです。
メーカーによって味が全く違う!「江川」から「地元菓子店」まで
一番有名なのは「江川」の水ようかんですが、スーパーに行くと他にも「米明堂」や「久保田」など、多種多様なメーカーの商品が並びます。
福井県民に「どこが一番美味しい?」と聞くと、必ずと言っていいほど「うちは〇〇派」という答えが返ってきます。
黒砂糖のコクが強いもの、小豆の風味が際立つもの、食感がツルンとしているもの。
スーパーなら複数のメーカーを1箱単位(大体600円〜800円程度)で購入できるため、食べ比べも容易です。
付属の木べらで、切れ目に沿ってすくい上げる動作は、福井の冬を象徴する儀式のようなもの。
「甘すぎず、みずみずしい」その味わいは、一度食べると病みつきになります。
最近では通年販売しているお店もありますが、やはりスーパーの店頭に水ようかんが並び始めると、福井の人々は「あぁ、冬が来たな」と感じるそうです。
水ようかんは「飲み物」?圧倒的な水分量と口溶けに感動
福井の水ようかんを初めて食べた人は、その水分量に驚くはずです。
一般的な羊羹のような「ねっとり感」はなく、口に入れた瞬間にスッと溶けてなくなります。
「これ、飲めるんじゃないか?」と思うほどの軽やかさ。
そのため、1箱まるごと一人で食べてしまう人も少なくありません。
スーパーでは、贈答用だけでなく自分たちで食べる用の「お徳用パック」が売られていることもあります。
2026年現在、オンラインでも冬季限定で発送を受け付けているスーパーが増えていますが、輸送中に水分が漏れないよう工夫された専用パッケージは、現地ならではの進化を遂げています。
福井旅行の際は、ホテルでの夜食にスーパーで1箱買って、ぜひ「こたつ」はなくても「暖かい部屋」で堪能してほしい逸品です。
鮮魚コーナーが高級料亭レベル?「越前ガニ」期間外でも最強な理由
3軒目は、港町に近い坂井市三国町のスーパーを訪れました。
福井のスーパーと言えば、何と言っても鮮魚コーナーのレベルの高さが異常です。
県外から来た人が一番驚くのが、「刺身の切り身の厚さと鮮度」でしょう。
2026年の今でも、福井のスーパーでは朝競り落とされたばかりの魚が、昼前には店頭に並びます。
高級食材である「越前ガニ」のシーズン(11月〜3月)はもちろんですが、それ以外の時期も福井の海は豊かです。
例えば、春はサワラやメバル、夏はアワビや岩ガキ、秋は甘エビやノドグロ。
これらが、都会のデパ地下よりも遥かに安い価格で、パック詰めされて売られています。
甘エビの殻をむくのは当たり前!スーパーの惣菜にある贅沢な一品
福井のスーパーの刺身コーナーで必ず目にするのが、山盛りの「甘エビ」です。
福井は甘エビの漁獲量もトップクラス。スーパーでは、自分で剥くタイプもあれば、すでに綺麗に剥かれた状態のものも売っています。
特筆すべきは、その「青い卵」がついた状態の鮮度。
都会ではまずお目にかかれない、獲れたてならではの美しさです。
一口食べれば、ねっとりとした甘みが口いっぱいに広がり、醤油がいらないほどの濃厚さを感じられます。
また、福井のスーパーには「バイ貝」の煮付けや、「へしこ(鯖の糠漬け)」なども常備されています。
これらは酒の肴として最高で、地元の方はこれらをおかずに晩酌を楽しみます。
「サバの丸焼き」が店頭で焼かれている!?浜焼きサバの衝撃
福井、特に小浜市(若狭地方)周辺のスーパーに行くと、入り口付近で香ばしい匂いが漂っていることがあります。
その正体は、串に刺さった状態で丸ごと焼かれている「浜焼きサバ」です。
昔からサバの産地として知られる福井では、サバを丸ごと焼いて食べる習慣があります。
スーパーの店先や惣菜コーナーで、炭火や専用のロースターでじっくり焼かれたサバは、脂が乗って身がホクホク。
ショウガ醤油で食べるのが福井流で、これ1本あれば家族全員のメインおかずになります。
都会のスーパーで売っている「塩サバ」とは次元が違う、まさに「福井のスーパーにしか売ってない」光景の一つです。
冷めても美味しいですが、トースターで少し温め直すと、皮がパリッとして最高のご馳走になります。
福井限定「オーロラ印の味付けたら」が地味だけど止まらない!
4軒目は、地元密着型のスーパー「ワイプラザ」にやってきました。
ここで探していたのは、冷蔵コーナーの端っこにひっそりと、しかし大量に置かれている黄色いパッケージの商品。
それが、福井県民なら誰でも知っている「オーロラ印の味付けたら」です。
一見、ただの珍味のように見えますが、これが福井の食卓には欠かせない名脇役なのです。
スケソウダラの身を薄く削って甘辛く味付けしたもので、見た目は少し毛羽立ったような不思議な形をしています。
「一度食べ始めたら、気づいたら一袋空けていた」という声が続出する、魔性の食べ物です。
ご飯のお供にも、おつまみにも!万能すぎる「たら」の魅力
この味付けたらの最大の特徴は、絶妙な「甘じょっぱさ」です。
福井県民はこれをご飯の上に乗せて食べたり、おにぎりの具にしたりします。
口の中でふわっと溶ける食感と、後から追いかけてくる出汁の旨味。
子供からお年寄りまで幅広く愛されており、福井のスーパーでは「特売品」としてチラシに載ることも珍しくありません。
県外ではほとんど流通していないため、福井出身者が帰省した際にまとめ買いしていく光景もよく見かけます。
軽いので持ち帰りやすく、日持ちもするため、バラマキ用のお土産としても非常に優秀です。
「サラダのトッピング」にする裏ワザも?地元民に聞いた食べ方
スーパーの常連客らしきお母さんに話を聞いたところ、面白い食べ方を教えてくれました。
「これね、マヨネーズと和えてサラダの上に乗せると美味しいのよ」とのこと。
試してみると、たらの旨味がドレッシング代わりになり、野菜がいくらでも食べられる絶品サラダに変身しました。
また、お茶漬けのトッピングとしても最高で、お湯を注ぐとたらの出汁が溶け出して、贅沢な味わいになります。
「100円〜200円台」という手軽な価格も魅力で、福井のスーパーに行ったら必ずカゴに入れるべきアイテムです。
2026年、こうした「地味だけど実力派」のローカルフードが、SNSを通じて全国的に注目され始めています。
パンコーナーの主役!「サバエドッグ」やローカルパンをハント
5軒目、最後に訪れたのは鯖江市内のスーパーです。
福井は実はお菓子やパンの文化も非常に盛んで、スーパーのパンコーナーには大手メーカー以外に「地元の製パン所」の商品が並びます。
その中でも異彩を放っているのが、パンなのに串に刺さっている「サバエドッグ」の冷凍・冷蔵パックです。
歩きながら食べられるソースカツ丼として有名なサバエドッグですが、スーパーでも手に入るのは嬉しいポイント。
さらに、昔懐かしい「コッペパン」のバリエーションも豊富です。
「大羽製パン」のピーナッツパンは福井県民の青春の味
福井市やその周辺のスーパーでよく見かけるのが「大羽製パン」の商品です。
特にピーナッツクリームがたっぷり塗られたパンは、学生時代の思い出の味として挙げる人も多いロングセラー。
ふわふわの生地に、少しジャリッとした食感の残るクリームが絶妙にマッチします。
また、福井名物「ソースカツ」を挟んだサンドイッチも、スーパーの惣菜パンコーナーでは定番中の定番。
「パンとソースの相性が計算され尽くしている」のは、やはりソースカツ文化が根付いた福井ならでは。
都会のお洒落なベーカリーにはない、どこかホッとする安心感のあるパンたちが、スーパーの棚を彩っています。
福井の隠れた名品「マヨール」を知っているか?
パンと一緒にチェックしたいのが、調味料コーナーにある福井限定のマヨネーズ「マヨール」です。
一般的なマヨネーズよりも酸味が控えめで、クリーミーな味わいが特徴。
地元のパン屋さんがこのマヨールを使って調理パンを作っていることも多く、福井の味を下支えしている隠れた主役です。
スーパーで見かけたら、ぜひ原材料を見てみてください。福井の食文化のこだわりが詰まっていることが分かります。
こうした「地元メーカーのパンと調味料」の組み合わせこそ、スーパー巡りの醍醐味と言えるでしょう。
家庭で再現!スーパーで買うべき「ソースカツ丼のタレ」と専用ソース
福井県民のソウルフードと言えば「ソースカツ丼」ですが、実はスーパーにはその味を家庭で再現するための専用タレがズラリと並んでいます。
有名店「ヨーロッパ軒」のソースがボトルで売られているのはもちろんですが、地元メーカーが手掛ける「福井限定の丼ソース」も見逃せません。
実際に精肉コーナーを覗くと、カツ丼用に薄く叩かれた豚肉のすぐ横に、これらのタレがセットで陳列されています。
「家でもあの甘辛い、スパイシーな味を食べたい」という県民の情熱が、スーパーの棚からも伝わってきます。
お土産屋さんで買うよりもリーズナブルで、種類も豊富なのがスーパーの強みです。
揚げたてに潜らせるのがコツ!地元メーカー「ブルドック」じゃない選択肢
福井のスーパーで支持されているのは、地元の醤油メーカーや醸造元が作るソースです。
一般的なウスターソースよりも少しとろみがあり、出汁の旨味が効いているのが特徴。
使い方は、揚げたてのカツをドバッとソースにくぐらせ、そのままご飯に乗せるだけ。
この「潜らせる」という工程が、福井流カツ丼には欠かせません。
スーパーでは、小容量のパウチタイプから1リットルの業務用サイズまで売られており、その需要の高さが伺えます。
最近では「カツ丼だけでなく、野菜炒めやコロッケにも合う」と、万能調味料として県外へ持ち帰る人も増えています。
2026年、キャンプ飯ブームの中でも、この「福井のソース」は万能選手として注目を集めています。
「福井の醤油」は甘い?スーパーの調味料コーナーで知る地域の味
ソースだけでなく、醤油コーナーも非常に興味深いです。
北陸地方全般に言えることですが、福井の醤油は少し「甘め」の設定になっています。
これは、冬の厳しい寒さの中で、エネルギー源となる糖分を求めたから、あるいは新鮮な魚の脂に負けない味にするため、など諸説あります。
スーパーには「カレイの煮付け専用」や「お刺身専用」といった、用途別の醤油が細かく分かれて置かれています。
特に「大野の醤油」などは、名水で知られる地域の特性が活かされており、非常にまろやかです。
こうした重たい調味料こそ、通販でまとめ買いするのが賢い方法ですが、現地で成分表を眺めながら選ぶ楽しさは格別です。
お菓子コーナーの激レア枠!「揚げあられ」と「五月ヶ瀬」のスーパー限定版
次に注目したいのが、お菓子コーナーです。
福井を代表する銘菓「五月ヶ瀬(さつきがせ)」は、贈答用だけでなく、スーパーの家庭用バラ売りコーナーにも鎮座しています。
ピーナッツの香ばしさがたまらない、福井県民なら誰もが食べたことがあるハード系クッキー(せんべい)です。
しかし、スーパーの真の主役は、もっと素朴で、もっと「止まらない」揚げあられや、地元の米を使ったおせんべいです。
特に「米の味が濃い」のが福井のお菓子の特徴です。
「ビーバー」は石川だけじゃない!福井のスーパーでも争奪戦?
隣県の石川県で有名な「ビーバー」ですが、福井のスーパーでも当然のように売られています。
さらに、福井独自のフレーバーや、地元のあられメーカーが作る類似の「揚げせんべい」が隠れた人気です。
日高昆布の旨味が効いたサクサク食感は、お茶請けにもビールのお供にも最高。
スーパーのワゴンセールで、これらのあられが山積みになっている光景は、福井の平和な日常を感じさせます。
「1袋100円〜200円」という安さもあり、ついつい大量に買い込んでしまう魔力があります。
2026年、こうしたローカルスナックは「レトロ可愛い」と若者たちの間でもブームになっています。
福井の隠れ名物「けんけら」はスーパーの健康志向コーナーに?
大野市の伝統菓子「けんけら」も、スーパーで見つけることができます。
大豆(きな粉)を主原料とした、非常に硬い噛み応えのあるお菓子です。
最近の健康ブームで、高タンパクな伝統菓子として再注目されており、スーパーの特設コーナーに置かれることも。
噛めば噛むほど大豆の自然な甘みが広がり、現代の「グミ」のような感覚で楽しめます。
「福井のスーパーにしか売ってない」伝統の味を、ぜひスナック感覚で試してみてください。
夏限定!スーパーの軒先に出現する「くずまんじゅう」と「冷やしあめ」
福井のスーパーの凄さは、季節ごとの「限定品」の切り替わりの早さにあります。
夏(6月〜8月)になると、スーパーの入り口や和菓子コーナーに涼しげな光景が登場します。
若狭地方の名物「くずまんじゅう」が、氷水に浸された状態でパック売りされているのです。
透明な葛(くず)の中に透けて見えるこしあん。
スーパーで買い物ついでにこれを買い、車の中で冷たいうちに食べるのが、福井の夏の正しい過ごし方です。
自家製「梅干し」コーナーが異常な充実!三方五湖の恵み
福井県は日本海側最大の梅の産地でもあります。
そのため、6月から7月にかけてのスーパーは、梅仕事(梅干し作り)一色になります。
特産の「紅サシ梅」が段ボール単位で売られ、その隣には巨大な塩の袋と、福井の銘酒「黒龍」や「一本義」の酒粕が並びます。
「福井のスーパーは季節を売っている」と言っても過言ではありません。
お土産にするなら、スーパーで売っている「地元のおばあちゃん手作りの梅干し」がおすすめ。
着色料を使っていない、昔ながらの塩辛い梅干しは、最近の減塩タイプとは一線を画す本物の味です。
「冷やしあめ」がパックで売ってる!?懐かしの味をスーパーで
関西文化の影響も受けている福井では、夏に「冷やしあめ」を飲む習慣があります。
スーパーの飲料コーナーには、牛乳パックのような容器に入った冷やしあめが並びます。
生姜のピリッとした刺激と、麦芽飴の優しい甘さ。
夏バテ防止として、福井のスーパーでは毎年必ず売れる定番商品です。
「こんな大きなサイズ、飲みきれるかな?」と思っても、氷を入れてキンキンに冷やすと、あっという間に空になってしまいます。
徹底比較!福井の主要スーパー「ハニー」「ハーツ」「バロー」の違い
福井県内にはいくつかの主要なスーパーチェーンがありますが、それぞれに特徴があります。
「どこに行けば一番面白いものが売ってるの?」という疑問にお答えするため、比較表を作成しました。
| スーパー名 | 特徴 | おすすめの「売ってるもの」 |
| ハニー(HONEY) | 福井県内に最も多い、地域密着型。 | 地元の豆腐店、パン、地元惣菜が充実。 |
| ハーツ(HEARTS) | 生協(福井県民生活協同組合)が運営。 | 品質重視の生鮮食品、安心・安全な調味料。 |
| バロー(valor) | 岐阜発祥だが福井でも巨大勢力。 | 圧倒的な低価格、PB商品「valor select」。 |
| ワイプラザ | ショッピングセンター併設が多い。 | 衣食住が揃い、珍味や乾物の種類が豊富。 |
| 西武福井店 地下 | 百貨店ならではの高級ライン。 | 有名店の限定品、贈答用の水ようかん等。 |
基本的には「ハニー」や「ハーツ」に行けば、この記事で紹介したような「超ローカルな福井の味」に高確率で出会えます。
特にハーツは、独自の基準で選定した「福井の伝統料理」を惣菜化するプロジェクトも行っており、旅行者にも非常に勉強になるスポットです。
スーパーのハシゴが最強!「地域限定の掲示板」もチェック
スーパーをハシゴすると気づくのが、地域ごとの情報量の多さです。
入り口付近にある掲示板には、地元の祭りや収穫祭の情報がびっしりと貼られています。
「今週末はこの地域で大根の販売会がある」「あの店でカニの解禁イベントがある」といった、ネットには出にくいナマの情報が手に入ります。
「スーパーは地域のコミュニティセンター」でもあるのです。
福井旅行の初日にスーパーに立ち寄ることで、その後の旅のルートがもっと充実したものになるかもしれません。
効率的な探し方は?店員さんに聞くときの魔法のフレーズ
「福井のスーパーにしか売ってないもの」を探すとき、闇雲に歩き回るよりも店員さんに聞くのが一番早いです。
しかし、「何か福井らしいものありますか?」と聞いても、店員さんにとっては日常すぎて答えに詰まることがあります。
そこで、私が実際に試して効果的だった聞き方をご紹介します。
「地元の豆腐屋さんやパン屋さんのコーナーはどこですか?」
この聞き方なら、確実にその店独自の、福井にしかない棚に案内してもらえます。
また、「県外の親戚に送りたい、福井でしか買えない常備品はどれですか?」というのも有効です。
在庫確認は電話が一番!でも「福井時間」には注意?
お目当ての特定の商品(例えば江川の水ようかんの特定パッケージなど)がある場合は、事前に電話で確認するのがスマート。
福井の人は親切ですが、ピーク時のレジ周りは非常に忙しいため、午前中や夕食前の時間は避けましょう。
「〇〇という商品は今、棚に並んでいますか?」と聞けば、丁寧に取り置きしてくれるスーパーも多いです。
また、冬場の雪の時期などは入荷が遅れることもあるため、最新の交通情報を確認するのも忘れずに。
2026年、物流のDX化が進んでいますが、それでも「最後は人の手」で棚が作られているのが、福井のスーパーの温かみでもあります。
結論:福井のスーパーは「食の博物館」だった!
今回の調査を通じて、福井のスーパーがいかに「福井にしか売ってないもの」に溢れているかを再認識しました。
厚揚げから水ようかん、鮮魚にオーロラ印のたら、そして懐かしのパン。
どれもが、福井の厳しい冬や豊かな海、そして伝統を大切にする県民性から生まれた宝物です。
お土産屋さんでの買い物も良いですが、ぜひ一度、地元のスーパーへ足を運んでみてください。
そこには、ガイドブックには載っていない「本当の福井」があなたを待っています。
もし、どうしても現地に行けない場合は、各スーパーの公式オンラインショップや、大手通販サイトの「福井特集」を活用するのも手です。
コスパ最強で満足度の高い福井グルメを、ぜひあなたの食卓に取り入れてみてくださいね。
福井の豊かな食文化が、あなたの日常を少しだけ幸せにしてくれることを願っています。











