カタン10番はどこで売ってる?2026年最新の在庫状況と失敗しない買い方4つのコツ
2026年現在、ハンドメイド需要の再燃とともに、厚地用縫い糸の定番である「カタン10番」を求める方が増えています。
しかし、いざ手芸店に行ってみると「10番だけが在庫切れだった」「そもそもカタン糸の取り扱いが減っている」という声も少なくありません。
この記事では、カタン10番がどこで売ってるのか、実店舗からネット通販まで徹底調査しました。
特に最近では、フリマアプリ等で古い在庫や類似品が出回るケースもあるため、確実かつ安全に「本物」を手に入れるための見極め方も解説します。
この記事を読めば、無駄な探し回りをすることなく、あなたのソーイングに最適なカタン10番を最安値で手に入れることができますよ。
・カタン10番の特徴と他の番手との決定的な違い
・【実店舗】手芸専門店でのカタン10番取り扱い状況
・【穴場】意外と見落としがちなカタン10番の販売場所
・通販サイトでカタン10番を買うべき3つの理由
- カタン10番はどこで売ってる?主な販売店リスト
- カタン10番の特徴と他の番手との決定的な違い
- 【実店舗】手芸専門店でのカタン10番取り扱い状況
- 【穴場】意外と見落としがちなカタン10番の販売場所
- 通販サイトでカタン10番を買うべき3つの理由
- カタン10番の価格相場:2026年の最安値をチェック
- 【重要】ネット通販で「偽物」や「転売品」を掴まないための3つのチェックポイント
- カタン10番と間違えやすい糸の種類と見分け方
- カタン10番を公式サイトや正規代理店で買うメリット
- カタン10番を使った作品を長持ちさせるメンテナンス術
- カタン10番を120%活用するための周辺アイテム3選
- まとめ:カタン10番は通販で「新品」を買うのが正解!
カタン10番はどこで売ってる?主な販売店リスト

大手手芸専門店(ユザワヤ、オカダヤ、パンドラハウス)
カタン10番を探す際に、まず候補に上がるのが大手手芸専門店です。
ユザワヤやオカダヤといった大型店では、糸のラインナップが非常に豊富で、カタン糸専用のコーナーが設けられていることが多いです。
2026年現在でも、定番の白、黒、生成りといったカラーであれば、店頭在庫を置いている確率が非常に高いと言えるでしょう。
ただし、地方の店舗やショッピングモール内の小規模なパンドラハウスなどは、ポリエステル糸が主流となり、綿100%のカタン糸は取り寄せ対応になるケースも増えています。
お店に向かう前に、カタン10番の在庫状況をGoogleで検索してみるのも一つの手です。
もし店頭にない場合でも、店員さんに相談すれば、他店舗からの取り寄せや次回入荷の予約が可能なのが実店舗の強みです。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイト
今、最も確実に、かつ安くカタン10番を手に入れる方法は、間違いなく大手通販サイトの利用です。
Amazonや楽天市場では、メーカー直販や老舗の糸専門店が出店しており、在庫がリアルタイムで反映されています。
特に10番という太い糸は、特定の用途(ジーンズのステッチや帆布の縫製など)に使われることが多いため、店頭では「在庫1個」ということもザラにあります。
通販であれば、まとめ買いによる割引やポイント還元が受けられるため、実質価格は店頭よりも安くなるケースがほとんどです。
送料を気にされる方も多いですが、最近ではメール便対応のショップが増えており、数百円の送料で自宅のポストに届く利便性は捨てがたいものがあります。
100円ショップやホームセンターの可能性
「急ぎで欲しいから近くの100円ショップやホームセンターにないかな?」と考える方もいるでしょう。
結論から言うと、ダイソーやセリアなどの100均では、一般的な「普通地用(50番〜60番相当)」のポリエステル糸はありますが、カタン10番のような特殊な太糸はほぼ取り扱っていません。
ホームセンターに関しては、大型の店舗であれば「作業用品コーナー」や「補修用品コーナー」に、稀に厚地用のカタン糸が置かれていることがあります。
しかし、ブランドが不明確なものや、工業用の大巻きタイプが主流であるため、家庭用ミシンで使いたい場合には注意が必要です。
探す時間を時給換算すると、100均やホムセンを回るよりも、スマホでポチッと注文してしまう方が圧倒的にコスパが良いのが現実です。
カタン10番の特徴と他の番手との決定的な違い
綿100%(コットン100%)ならではの質感と強度
カタン10番の最大の特徴は、その素材が綿100%であることです。
現在主流の「シャッペスパン」などのポリエステル糸に比べ、熱に強く、アイロンの高温でも溶けることがありません。
また、綿糸特有の「糸締まりの良さ」があり、縫い目が生地に馴染みやすく、高級感のある仕上がりになります。
特にヴィンテージ調のデニムや、使い込むほどに味が出る帆布バッグなどを制作する際には、ポリエステル糸では出せない表情を作ることができます。
強度の面でも、10番という太さがあれば非常に頑丈ですが、伸縮性はないため、ニット素材などには向きません。
自分の作品が「経年変化を楽しむもの」であれば、迷わずカタン糸を選ぶべきでしょう。
「10番」が意味する太さと適切な用途
カタン糸の数字(番手)は、数字が小さくなるほど糸が太くなるというルールがあります。
一般的に使われる30番、50番、60番と比較すると、10番は圧倒的な存在感があります。
用途としては、主にジーンズの裾上げやステッチ、革製品の縫製、厚手のキャンバス生地(帆布)などが挙げられます。
また、ボタン付け糸としても非常に優秀で、コートやジャケットなどの大きなボタンをしっかりと固定する際にも重宝されます。
カタン10番の使用例をGoogle画像検索で確認すると、その縫い目の主張の強さがよくわかるはずです。
ステッチをデザインの一部として見せたい場合には、この10番の太さが最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
家庭用ミシンで使用する際の注意点
ここで一つ、非常に重要な注意点があります。カタン10番は「極太」の部類に入るため、一般的な家庭用ミシンでは使えない場合があります。
多くの家庭用ミシンの推奨範囲は30番までとなっており、10番を使用すると釜に糸が絡んだり、糸調子が全く合わなかったりすることがあります。
基本的には「厚地用ミシン」や「職業用ミシン」での使用が推奨されますが、家庭用で使う場合は「下糸にだけ使う」といった工夫が必要です。
また、ミシン針も16番〜18番程度の厚地用、できれば専用の太針を用意しなければなりません。
無理に使用するとミシンの寿命を縮めてしまうため、事前にご自身のミシンの説明書を確認しておくことが、失敗しないための第一歩です。
【実店舗】手芸専門店でのカタン10番取り扱い状況
ユザワヤ:品揃えはNO.1だが店舗差が大きい
日本最大級の手芸チェーンであるユザワヤは、やはりカタン糸の品揃えもトップクラスです。
特に蒲田店や吉祥寺店といった大型旗艦店であれば、カタン10番のカラーバリエーションも豊富に揃っているでしょう。
しかし、近年は都心の小型店(駅ビル内店舗など)が増えており、そうした店舗では売れ筋のシャッペスパンに棚を占領されていることも珍しくありません。
「せっかく行ったのに、欲しかった色の10番だけなかった」という状況を避けるためには、事前にアプリで在庫を確認するか、電話で「カタン糸の10番、黒はありますか?」と具体的に問い合わせるのが賢明です。
また、ユザワヤカード(会員証)を持っていると大幅割引になるため、まとめ買いをするなら会員になっておくことを強くおすすめします。
オカダヤ:専門的なアドバイスが受けられる安心感
新宿に本店を構えるオカダヤは、プロや服飾学生も多く利用するため、カタン10番のような専門的な資材もしっかりと管理されています。
店員さんの知識が豊富なので、「この厚さの革を縫いたいんだけど、カタン10番で大丈夫?」といった相談に乗ってもらえるのが最大のメリットです。
オカダヤでは、自社オンラインショップと実店舗の在庫が連動していることが多く、ネットで確認してから買いに行くというスムーズな流れが作れます。
価格面ではユザワヤに一歩譲る場面もありますが、品質管理の徹底ぶりから、「古い在庫で糸が弱っている」といったリスクが極めて低いのが特徴です。
安心・安全を最優先し、正しい使い方まで学びたい方は、オカダヤに足を運んでみてください。
パンドラハウス(イオン内):利便性は高いが在庫は少なめ
全国のイオンスタイル内に入っているパンドラハウスは、買い物ついでに寄れるのが最大の魅力です。
しかし、客層がファミリー層中心であるため、置いてある糸の種類は限定的です。
カタン10番に関しては、白や生成りといった「超定番」のみが1〜2個置いてある程度、という店舗が目立ちます。
「どうしても今すぐボタンを付け直したい」といった緊急時には役立ちますが、本格的な制作のために色を揃えたい場合には、少し物足りなさを感じるかもしれません。
とはいえ、イオンの「お客様感謝デー」などのイベント時にはポイントが貯まりやすいため、タイミングが合えばお得に購入できます。
【穴場】意外と見落としがちなカタン10番の販売場所
地域の古い手芸店(商店街の個人店)
意外な穴場として外せないのが、昔からある商店街の個人経営の手芸店です。
こうした店舗は、長年のお客さんの要望に応えるために、古い型番や珍しい番手の糸をデッドストックとして持っていることがよくあります。
大型店がポリエステル糸にシフトする中、昔ながらの「綿のカタン糸」を頑なに守り続けている店主さんもいらっしゃいます。
値段が当時のまま(定価)で据え置かれていることも多く、ネットでプレミア価格がついているような廃盤色が、ひょっこり棚の奥に眠っているかもしれません。
散歩がてら、Googleマップで近所の手芸店を探してみると、運命の出会いがあるかもしれませんよ。
大型ホームセンターの資材館
先ほどホームセンターは厳しいと書きましたが、プロ向けの「資材館」を併設しているような大型ホームセンター(カインズ、コーナンプロ、ロイヤルホームセンターなど)は別です。
ここでは「手芸」としてではなく、「工業用・補修用」としてカタン糸が扱われています。
特に建築現場や物流で使われるシートの補修用に、カタン10番やそれ以上の太糸が置かれているケースがあります。
家庭用ミシンには向かない「大巻き(コーン巻き)」が中心ですが、手縫いでガシガシ使いたい場合や、工業用ミシンを持っている方には最強の調達先となります。
おしゃれな手芸コーナーではなく、釘やボルトが並んでいる無骨なコーナーの端っこをチェックしてみてください。
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ
「安く手に入れたい」「もう売っていない色が欲しい」という時に便利なのがフリマアプリです。
遺品整理や片付けで出てきた大量の糸が、格安で出品されていることがあります。
ただし、注意点として、カタン糸(綿糸)は保存状態が悪いと、湿気で弱くなったり、糸にカビが生えたりすることがあります。
「見た目は綺麗だけど、縫ってみたらすぐにプチプチ切れる」というトラブルを避けるため、出品者の評価や保存期間をしっかりと確認しましょう。
また、転売目的の出品者から、送料込みで定価以上の価格で購入してしまわないよう、相場を把握しておくことも大切です。
| 購入場所 | メリット | デメリット |
| 大手手芸店 | 品質が安定しており、種類も豊富 | 店舗によっては10番の在庫がない |
| Amazon/楽天 | 確実に在庫があり、ポイントも付く | 送料がかかる場合がある |
| 個人手芸店 | 珍しい色や廃盤品が見つかるかも | 営業時間が短く、入りにくい |
| フリマアプリ | とにかく安い場合がある | 劣化のリスクがあり、自己責任 |
通販サイトでカタン10番を買うべき3つの理由
24時間いつでも在庫確認と注文が可能
忙しい日常の中で、わざわざ手芸店まで足を運ぶ時間は貴重です。
通販であれば、深夜でも早朝でも、スマホ一つでカタン10番の在庫があるかどうかを確認できます。
「せっかくお店に行ったのに売り切れだった」というショックは、時間だけでなくガソリン代や電車賃の無駄にも繋がります。
確実性を求めるなら、在庫が数字で表示される通販サイトが最強の味方です。
色番号を間違えずに正確に購入できる
カタン糸には細かな色番号が設定されています。
店頭の薄暗い照明の下で「たぶんこの色だったはず…」と記憶を頼りに買うと、家で生地に合わせてみたときに微妙に色が違って後悔することがよくあります。
通販サイトであれば、画面上で色見本をじっくり比較でき、お手元の生地とスマホを並べて色のトーンを確認することができます。
また、購入履歴が残るため、同じ色を買い足す際にも「前回買ったのは何番だっけ?」と悩む必要がありません。
他の買い物と合わせて「送料無料」の壁を超えやすい
カタン10番は単価が数百円と安いため、単品だと送料が割高に感じてしまいます。
しかし、Amazonなどの大手サイトであれば、日用品や他の手芸道具、あるいはミシン針などと一緒に注文することで、簡単に送料無料の条件をクリアできます。
わざわざ遠くの大型店まで交通費をかけて行くよりも、送料無料枠を賢く使って自宅に届けてもらう方が、トータルコストは圧倒的に安く済みます。
楽天市場の「お買い物マラソン」などのイベント時にまとめ買いをすれば、ポイント還元も含めて実質半額近くで購入できることも珍しくありません。
カタン10番の価格相場:2026年の最安値をチェック
実店舗での定価と割引率の目安
カタン10番の2026年現在の定価は、メーカーや巻き数にもよりますが、家庭用の小巻き(約20m〜30m)で1玉300円から450円程度が一般的です。
ユザワヤやオカダヤなどの大型手芸店では、会員割引を適用することでここから10%〜20%程度の割引が受けられることがあります。
ただし、10番という太さは回転率がそれほど高くないため、セール対象になりにくいという側面もあります。
店舗で買うメリットは「送料がかからないこと」ですが、交通費を考慮すると、実は通販の方が安上がりになるケースが多いのが現状です。
店頭で「定価以上」の価格で売られていることはまずありませんが、個人の手芸店などでは旧価格のまま放置されていることもあるため、300円台であれば迷わず買いと言えるでしょう。
通販サイトでのまとめ買いと送料の関係
Amazonや楽天市場での価格を調査すると、単品価格は350円〜500円程度と、店頭と大きな差はありません。
しかし、通販の真骨頂は「セット販売」や「まとめ買い」にあります。
例えば、よく使う黒や生成りを5個セット、10個セットで購入することで、1個あたりの単価が200円台まで下がるショップも存在します。
また、楽天市場でのカタン10番最安値ショップを検索すると、メール便(送料250円〜300円程度)に対応している店舗が複数見つかります。
数個まとめて購入すれば、送料を含めても1個あたりのコストは実店舗より安くなる計算になります。
特に楽天ポイントやAmazonポイントの還元率が高い日を狙えば、実質価格はさらに下がります。
中古・フリマアプリでの相場と落とし穴
メルカリなどのフリマアプリでは、カタン10番が「使いかけのセット」や「大量の詰め合わせ」として出品されることがあります。
この場合の単価は100円以下になることも珍しくありませんが、ここには大きな落とし穴があります。
冒頭でも触れた通り、綿100%のカタン糸は、ポリエステル糸に比べて経年劣化が顕著です。
「何十年前の在庫かわからない糸」は、一見綺麗に見えても繊維がスカスカになっており、ミシンで縫った瞬間に切れてしまうことがよくあります。
強度が必要な厚地縫いに使う糸だからこそ、数百円を惜しんで劣化品を掴むリスクは避けるべきです。
「練習用」と割り切るならアリですが、大切な作品作りには必ず新品の正規品を購入するようにしましょう。
【重要】ネット通販で「偽物」や「転売品」を掴まないための3つのチェックポイント
販売元が「手芸専門店」または「メーカー公式」か確認する
Amazonなどのマーケットプレイスで購入する際、最も重要なのは「誰が売っているか」です。
販売元が「ユザワヤ」「オカダヤ」「糸の専門店」といった名前であれば、品質管理は万全です。
逆に、個人名に近いアカウントや、全く関係のない雑貨を扱っている業者がカタン10番を売っている場合は注意が必要です。
こうした業者は、古い在庫を安く仕入れて高値で売る「転売」を行っている可能性があり、届いた糸が埃を被っていたり、色褪せているトラブルが報告されています。
商品詳細ページの「販売元」をクリックして、その業者が普段からどのような商品を扱っているかチェックする癖をつけましょう。
異常に高い価格設定(プレ値)に騙されない
カタン10番は、決して「手に入らない超レアアイテム」ではありません。
しかし、稀に特定のメーカー品が一時的に品薄になると、1個1,000円以上という法外な価格で出品する業者が現れます。
「どこにも売っていないから仕方ない」と思ってポチってしまう前に、他のサイトや公式サイトの在庫を確認してください。
カタン糸の適正価格は、どんなに高くても500円前後です。それ以上の価格がついているものは、悪質な転売品であると判断して間違いありません。
落ち着いて探せば、必ず定価で販売している良心的なショップが見つかります。
レビューの「直近の投稿」を精査する
ネット通販のレビューは非常に参考になりますが、見るべきは「星の数」だけではありません。
「最近のレビュー」に「糸がすぐに切れる」「色が写真と全然違う」といった投稿がないかを確認してください。
数年前の良い評価は、その当時の在庫に対するものであり、現在のショップの品質を保証するものではありません。
特に「2025年」「2026年」といった最新のレビューで、梱包の状態や配送の早さが評価されているショップであれば、安心して注文することができます。
もし不安な場合は、そのショップに「製造年月日はわかりますか?」と問い合わせてみるのも、失敗を避けるための有効な手段です。
カタン10番と間違えやすい糸の種類と見分け方
ポリエステル製の「厚地用ミシン糸(30番)」との違い
店頭でカタン10番の隣によく置いてあるのが、シャッペスパンなどのポリエステル製30番糸です。
「どちらも厚地用って書いてあるし、太さも似ているからいいか」と思いがちですが、特性は180度違います。
ポリエステル糸は伸縮性があり、切れにくいのが特徴ですが、綿100%のような「落ち着いた光沢」や「熱への強さ」はありません。
特にジーンズのステッチなどで「洗濯するたびに糸が生地に馴染んでいく感じ」を出したい場合は、ポリエステル糸では絶対に代用できません。
カタン糸とポリエステル糸の比較画像を見て、質感の違いを再確認しておきましょう。
「ボタン付け糸」としてのカタン10番と専用糸
カタン10番はボタン付けにもよく使われますが、市販の「ボタン付け専用糸」とも区別が必要です。
専用糸は、最初から「手縫い」を想定してヨリが強く、糸同士が絡みにくい加工が施されています。
一方のカタン10番はミシンでも使えるように設計されているため、手縫いだと少しバラけやすい(ヨリが戻りやすい)ことがあります。
ボタンを付ける際には、糸に「シリコンワックス」を塗るか、あらかじめ糸を軽くしごいてヨリを安定させるのが、プロのような仕上がりにするコツです。
糸の強度自体はカタン10番の方が勝っていることが多いため、重いコートのボタンなどには非常に向いています。
工業用「テトロン糸」との決定的な違い
たまにネットで「10番の糸が安く売ってる!」と飛びつくと、それは工業用のテトロン糸(フィラメント糸)かもしれません。
テトロン糸は釣り糸のような光沢があり、非常に滑りが良いのですが、綿糸のような「素朴な風合い」は一切ありません。
また、非常に硬いため、家庭用ミシンで使うと故障の原因になるリスクがカタン糸よりもさらに高くなります。
「綿100%」という表記があるかどうか、ラベルの「カタン(COTTON)」の文字を必ず確認するようにしましょう。
カタン10番を公式サイトや正規代理店で買うメリット
品質保証とアフターケアが受けられる
公式サイトや、メーカーと直接取引がある正規代理店(ユザワヤ、オカダヤ等)で購入する最大のメリットは、「もしもの時のサポート」です。
万が一、新品で購入した糸に結び目が多かったり、芯が割れていたりした場合、正規店であればすぐに良品と交換してもらえます。
これがフリマアプリや怪しい転売業者だと、「ノークレーム・ノーリターン」という言葉で片付けられてしまい、泣き寝入りするしかありません。
特に「10番」という太い糸は、製品のムラが縫い目に直結するため、品質保証は非常に重要です。
最新の製造ロットを手に入れられる
正規ルートであれば、常に最新のロット(製造されたばかりの製品)が入荷しています。
先ほどから述べている通り、綿糸は「鮮度」が命です。
最新のロットであれば、糸に含まれる水分量も適切で、最も強度が高い状態で使うことができます。
「せっかく作ったバッグが、1年後に糸からプツプツ切れてしまう」といった悲劇を防ぐためにも、鮮度の高い糸を選ぶべきです。
正しい使い方や推奨の針番手を知ることができる
公式サイトには、その糸に最適なミシン針の番手や、糸調子の合わせ方などのデータが公開されています。
カタン10番は扱いが難しい糸だからこそ、メーカーが推奨する条件を正確に把握することが、失敗を避ける最短ルートです。
正規代理店の店頭であれば、最新のカタログを見せてもらったり、テクニカルなアドバイスをもらったりすることも可能です。
こうした「情報という付加価値」を含めて考えると、ネットの怪しい安売りサイトよりも、正規店での購入が圧倒的にコスパが良いと言えるでしょう。
カタン10番を使った作品を長持ちさせるメンテナンス術
洗濯時の色落ちと乾燥方法の注意点
カタン10番(特に濃色)は、綿糸の特性上、最初の数回の洗濯で色落ちすることがあります。
これはデニムと同じで「味」とも言えますが、他の白い衣類と一緒に洗うと色移りの原因になります。
作品が完成した後は、一度単品で手洗いを行い、余分な染料を落としておくのがプロの仕事です。
また、乾燥機(タンブラー乾燥)は避けたほうが無難です。急激な乾燥は糸を縮ませ、縫い目に「つれ(パッカリング)」を生じさせる原因になります。
形を整えてから、風通しの良い日陰で干すのが、糸の強度を保つ秘訣です。
残った糸の正しい保管方法
「一度使って、余ったカタン10番をどう保管するか」で、次回使えるかどうかが決まります。
直射日光(紫外線)と高温多湿は、綿糸の最大の敵です。
日光に当たると糸が退色し、湿気が多いとカビや強度の低下を招きます。
おすすめは、ジップロックのような密閉袋に乾燥剤(シリカゲル)と一緒に入れ、光の当たらない引き出しの中に保管することです。
また、糸の端がバラけないように、糸立てのスリットにしっかり挟むか、マスキングテープで軽く止めておきましょう。
糸の劣化を見極める「強度テスト」
数年前の糸を引っ張り出してきたとき、そのまま使うのは危険です。
使う前に、30cmほど引き出した糸を両手で力いっぱい引っ張ってみてください。
10番という太さがあれば、本来は人間の力で素手で切るのはかなり困難なはずです。
もし、それほど力を入れていないのに「ブチッ」と切れてしまうようであれば、それは内部が劣化している証拠です。
無理に使わず、潔く新しいカタン10番を購入しましょう。それが、あなたのミシンを守ることにも繋がります。
カタン10番を120%活用するための周辺アイテム3選
厚地用ミシン針(16番〜18番)
カタン10番を使うなら、ミシン針の交換は必須です。
標準の11番や14番では、針の穴に糸が通らないばかりか、縫っている最中に針が折れてミシンを傷つける可能性があります。
必ず16番、あるいはデニム専用の18番などの太い針を用意してください。
これらもAmazonなどの通販でセット販売されており、糸と一緒に買っておくのが最も効率的です。
糸通し器(スレダー)
10番の糸は太いため、手縫いで使う際にも針穴に通すのが一苦労です。
特に綿糸は先がバラけやすいため、無理に通そうとするとイライラが募ります。
厚地用の太針に対応したしっかりとしたスレダーがあれば、一瞬で糸通しが完了し、作業効率が格段にアップします。
最近では、卓上に置くタイプの「自動糸通し機」もあり、カタン糸愛好家には密かな人気アイテムとなっています。
シリコン剤(糸の滑り改善)
カタン糸をミシンで使う際、どうしても糸の摩擦が強くて糸調子が安定しないことがあります。
そんな時に便利なのが、糸に直接スプレーしたり塗ったりするシリコン剤です。
糸の滑りが劇的に良くなり、目飛びや糸切れを大幅に減らすことができます。
「カタン10番を家庭用ミシンで使いたい」という方にとっては、もはや必須とも言えるドーピングアイテムです。
まとめ:カタン10番は通販で「新品」を買うのが正解!
カタン10番がどこで売ってるのか、そしてどうすれば失敗せずに買えるのかを詳しく解説してきました。
実店舗でのワクワク感も捨てがたいですが、在庫の確実性、品質の鮮度、そしてトータルでの安さを考えると、現代においては大手通販サイトでの購入がベストな選択と言えます。
特に2026年現在は、物流の進化により、地方に住んでいても都市部の専門店と同じクオリティの糸がすぐに手に入ります。
今回ご紹介した「偽物の見分け方」や「メンテナンス術」を参考に、ぜひあなたの大切な作品に、最高のカタン10番を添えてあげてください。
厚地用の太糸ならではの力強いステッチが、あなたの作品をより一層、プロフェッショナルな一品へと昇華させてくれるはずです。
まずは、Amazonや楽天市場で、お気に入りの色があるかどうかチェックすることから始めてみましょう!





