介護用風呂椅子はどこで売ってる?失敗しない購入場所3選と2026年最新ガイド
お風呂場での立ち座りが辛くなってきた、あるいは家族の介護のために安全な介護用風呂椅子を今すぐ手に入れたいと考えていませんか?
2026年現在、高齢化社会の進展に伴い、介護用品の選択肢は劇的に増えました。しかし、いざ買おうと思うと「ホームセンターにあるもので十分?」「介護保険は使えるの?」といった疑問が次々と湧いてくるものです。
この記事では、プロの視点から介護用風呂椅子がどこで売っているのか、そして絶対に後悔しない選び方を徹底的に解説します。
安さだけで選んで転倒事故につながってしまっては元も子もありません。正しい知識を持って、使う人も介助する人も安心できる一脚を見つけましょう。
実店舗とネット通販のどちらで買うべきか?

介護用風呂椅子を購入する際、まず迷うのが「お店に行って実物を見るか」「ネットで手軽に注文するか」という点です。
2026年の市場調査では、約7割以上のユーザーが最終的にオンラインショップでの購入を選択しているというデータがあります。
実店舗の最大のメリットは、実際に座って高さを確かめられる点にありますが、介護用風呂椅子は意外とかさばり、公共交通機関での持ち帰りは困難です。
一方、ネット通販であれば、重い荷物を玄関まで届けてくれるだけでなく、数千件の口コミを比較しながら、自宅の浴室サイズにぴったりのものをじっくり選ぶことができます。
実店舗で購入するメリットとデメリット
実店舗(ホームセンターやドラッグストア)で購入する場合、一番の安心感は「その日のうちに手に入る」ことでしょう。
急に退院が決まった場合や、今夜からすぐに使いたいという緊急時には、店舗在庫がある場所へ駆け込むのが正解です。
しかし、店舗に置かれている種類は限られており、欲しいサイズや色が在庫切れであることも珍しくありません。
また、店員さんが介護用品の専門知識を持っているとは限らないため、細かい仕様の違いを自分で判断する必要があります。
さらに、価格面でも店舗運営コストが上乗せされているため、ネット価格より2,000円〜3,000円ほど割高に設定されているケースが多いのが実情です。
ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)が選ばれる理由
ネット通販が支持される理由は、単に「安い」からだけではありません。情報の透明性が非常に高いことが挙げられます。
例えば、Amazonや楽天市場では、実際にその椅子を1年以上使った人の「滑り止めの耐久性」や「カビの生えにくさ」といったリアルな意見が読めます。
これは、数分間お店で座ってみるよりも、はるかに有益な判断材料になります。
また、メーカー直送品も多く、最新モデルが常にラインナップされているため、型落ち品を掴まされるリスクも低いです。
忙しい現役世代の介護者にとって、夜中にスマートフォン一つで注文を完結させられるタイパ(タイムパフォーマンス)の良さは外せません。
介護用風呂椅子の主な販売店一覧:ホームセンターから専門店まで
具体的にどのお店に行けば介護用風呂椅子が売っているのか、主要な販売チャネルを整理しました。
一般的に「シャワーチェア」や「バスボード」といった名称で販売されていることが多いので、探す際の参考にしてください。
| 店舗カテゴリー | 主な店舗名 | 取扱いの特徴 |
| ホームセンター | カインズ, コーナン, DCM | 品揃えが豊富。低価格帯から中堅モデルまで。 |
| 家具・生活雑貨 | ニトリ, イオン | デザイン性の高いものや、自社ブランド品が中心。 |
| ドラッグストア | ウエルシア, スギ薬局 | 一部の大型店舗のみ。取り寄せ対応が多い。 |
| 介護用品専門店 | 地域の福祉用具ショップ | 専門相談員がいる。介護保険適用の相談が可能。 |
ホームセンター(カインズ・コーナン等)の品揃え
ホームセンターは、一般消費者が最も手軽に介護用風呂椅子を見に行ける場所です。
特に「カインズ」や「コーナン」といった大手チェーンでは、シルバーサポートコーナーが設置されており、数種類のシャワーチェアが展示されています。
ここでは、1万円以下の比較的リーズナブルな製品が主力となっており、コストを抑えたい層に人気です。
ただし、専門的なフィッティングまでは期待できないため、事前に座面の高さの目安を測ってから行く必要があります。
家具店・大型スーパー(ニトリ・イオン)での購入
ニトリやイオンの住まい用品売り場でも、介護を意識した風呂椅子が販売されています。
ニトリの場合、介護専用というよりは「立ち座りが楽な高めのお風呂椅子」という位置づけの製品が多く、デザインがシンプルで浴室の雰囲気を損なわないのが魅力です。
イオンなどの大型スーパーでは、PB(プライベートブランド)商品として、軽量で扱いやすいタイプの椅子が展開されていることがあります。
これらは、本格的な介護が必要になる前の、予防的な段階で導入するのに適したモデルが多い傾向にあります。
失敗しないための介護用風呂椅子の選び方:3つの重要ポイント
介護用風呂椅子を選ぶ際、見た目や価格だけで決めてしまうと、実際に使ってみて「座りにくい」「邪魔になる」といった不満が出てきます。
特に注目すべきは「高さ調節機能」「背もたれと肘掛けの有無」「座面のクッション性」の3点です。
これらをしっかりチェックすることで、お年寄りの転倒リスクを大幅に下げ、介助者の負担も軽くすることができます。
高さ調節機能の有無と範囲をチェック
介護用風呂椅子の最も重要な機能は、座面の高さを細かく変えられることです。
一般的に、膝の角度が90度より少し広くなる程度の高さが、立ち上がり時に最も足腰に負担がかからないと言われています。
安価な固定式の椅子では、使う人の身長に合わず、逆に立ち上がりが困難になるケースがあります。
2026年の最新モデルでは、ボタン一つで多段階に高さを変えられるラチェット式が主流となっており、誰でも簡単に調整可能です。
また、調整範囲が35cm〜45cm程度あるものを選べば、小柄な女性から大柄な男性まで幅広く対応できます。
背もたれと肘掛け(アームレスト)の必要性
座る姿勢を安定させるためには、背もたれと肘掛けが非常に有効です。
体幹が弱っている方や、座っている時に身体が左右に傾いてしまう方は、肘掛けがあることでしっかりと体を支えることができます。
逆に、介助者が体を洗う際に肘掛けが邪魔になる場合は、跳ね上げ式(上へ持ち上げられるタイプ)を選ぶのが賢い選択です。
背もたれがあることで、長時間座っていても疲れにくく、リラックスして入浴を楽しめるようになります。
ただし、背もたれ付きはサイズが大きくなるため、事前に浴室の洗い場の広さを測定しておくことが不可欠です。
座面のクッション性と水はけの良さ
高齢者の方は皮膚が薄く、固い座面に長時間座っているとお尻が痛くなったり、床ずれの原因になったりすることがあります。
そのため、座面には柔らかいEVA樹脂などのソフトクッションが貼られているものを選びましょう。
このクッションは取り外して洗えるタイプであれば、カビや汚れを防いで衛生的に保つことができます。
また、座面に水抜き穴が開いているかどうかも重要です。水が溜まりやすい構造だと滑りやすくなり危険です。
最新の防カビ加工が施された製品であれば、お手入れの手間も省けて一石二鳥です。
ニトリやカインズなど身近なショップの取扱状況
実際に多くの方が足を運ぶ「ニトリ」や「カインズ」での具体的な取り扱い状況を詳しく見ていきましょう。
2026年現在、これらの量販店でも介護用品への注力度は高まっていますが、やはり「専門性」という面では通販や専門店に一歩譲ります。
ニトリの風呂椅子は「使いやすさ」と「デザイン」重視
ニトリで販売されている風呂椅子は、いわゆる「ユニバーサルデザイン」に近いものが多く、介護が必要でない家族も一緒に使えるのが特徴です。
特に座面が高いタイプ(35cm〜40cm)は、腰に負担をかけたくない世代に大ヒットしています。
しかし、完全に「介護専用」として設計された背もたれ・肘掛け・フル装備のシャワーチェアは、店頭在庫としては少ない傾向にあります。
「ちょっと足腰が不安になってきたから、しっかりした椅子に変えようかな」という初期段階の方には、ニトリの製品は非常にコストパフォーマンスが良い選択肢となります。
カインズは専用コーナーでの比較が可能
カインズは「くらしを整える」をコンセプトに、介護用品ブランドを強化しています。
大型店舗では、実際にサンプル品が展示されており、高さを変えてみたり、折りたたみ機構を試したりすることができます。
価格帯も5,000円前後の簡易的なものから、15,000円前後の本格的なモデルまで揃っているため、実物を見て判断したい方には最適な場所です。
ただ、週末などは在庫が動くのが早いため、特定のモデルを狙っている場合はオンラインで在庫確認をしてから訪問するのが無難です。
通販サイト(Amazon・楽天)で購入する圧倒的なメリット
介護用風呂椅子を通販で買うことは、単なる「手抜き」ではなく、最も賢い選択であると言えます。
なぜなら、介護用品は本来、個々の身体状況に合わせて慎重に選ぶべきものであり、膨大な選択肢から比較検討できる通販こそがそのニーズに応えられるからです。
圧倒的な商品数から「我が家に最適」を選べる
Amazonや楽天市場を開けば、国内有名メーカー(パナソニック、リッチェル、アロン化成など)の製品が数百種類も並んでいます。
「コンパクトな浴室でも置ける折りたたみ式」「体重が重い方でも安心な高耐荷重モデル」「カビが全く生えない特殊素材」など、ニッチな要望に応える製品が必ず見つかります。
実店舗ではスペースの都合上、2〜3種類しか置けないのに対し、通販は世界中の在庫にアクセスできるようなものです。
重くてかさばる商品も玄関まで無料配送
介護用風呂椅子は、安定性を確保するためにそれなりの重量(3kg〜5kg以上)があります。
また、箱のサイズも大きいため、車への積み込みや駐車場から自宅への持ち運びは、高齢者や女性にとっては大変な重労働です。
通販であれば、指定した日時に玄関先までプロが運んでくれます。この「配送の手間がかからない」という一点だけでも、通販を利用する価値は十分にあります。
24時間いつでも口コミを確認して納得して買える
店舗ではパッケージの裏面しか読めませんが、通販には「実際に使った人の生の声」があふれています。
「うちの母は少し認知症がありますが、この椅子なら迷わず座ってくれました」といった、スペック表には載らない情緒的な情報は非常に参考になります。
また、不具合があった時のメーカーの対応なども口コミから推測できるため、高価な介護用品を買う際の大きな安心材料になります。
介護保険を利用して介護用風呂椅子を安く買う方法
介護用風呂椅子(シャワーチェア)は、介護保険制度における「特定福祉用具」に指定されています。
2026年現在、要介護認定を受けている方であれば、年間10万円を上限とした福祉用具購入費の枠を利用して、実際にかかった費用の7割から9割が後から払い戻されます。
ただし、この制度を利用するためには、都道府県の指定を受けた「特定福祉用具販売事業所」で購入する必要があります。
一般的なホームセンターや、Amazon・楽天などのマーケットプレイスに出品されている一般のショップで購入しても、介護保険の払い戻し対象にはならないため注意が必要です。
制度を利用したい場合は、まず担当のケアマネジャーに相談し、指定を受けているオンラインショップや地域の専門店を紹介してもらうのが最も確実な「失敗しない買い方」です。
一方で、「手続きが面倒」「認定を受けるほどではないが安全のために欲しい」という方は、ポイント還元率の高い大手通販サイトで実費購入する方が、トータルのタイパが良い場合もあります。
介護保険が適用されるための条件と注意点
介護保険を使って風呂椅子を購入するには、まず前提として「要支援1・2」または「要介護1〜5」の認定を受けている必要があります。
認定を受けていない方が購入しても、全額自己負担となります。また、一度購入すると、原則として同じ種目の用具を再度購入することはできません。
ただし、製品が壊れたり、著しく身体状況が変化して今の椅子が合わなくなったりした場合には、再購入が認められるケースもあります。
購入前に「償還払い(一度全額払って後で返ってくる)」か「受領委任払い(最初から自己負担分だけ払う)」か、自治体のルールを確認しておくことが不可欠です。
「特定福祉用具販売」指定店を通販で見つけるコツ
最近では、楽天市場やYahoo!ショッピングの中に、実店舗の介護用品店が「指定店」として出店しているケースが増えています。
ショップの会社概要欄に「介護保険指定事業所番号」が記載されているかどうかが、偽物や非対象店を掴まないためのチェックポイントです。
指定店で購入すれば、領収書や製品パンフレットなど、申請に必要な書類を完璧に揃えて送ってくれるため、スムーズに手続きが進みます。
逆に、あまりに安すぎる並行輸入品や中古品は、100%介護保険の対象外となるため、長期的なコストを考えて慎重に判断しましょう。
偽物・転売品に注意!ネット通販で失敗しないための3つのチェックポイント
人気の商品になればなるほど、ネット上には「見た目だけ似せた安価なコピー品」や「不当な価格で転売されている品」が紛れ込むようになります。
2026年、特に注意すべきはマーケットプレイス形式の販売サイトにおける、海外発送の不明なブランドです。
介護用風呂椅子は、人の命を預かる器具と言っても過言ではありません。もし入浴中に脚が折れたり、吸盤が外れたりすれば、大怪我に直結します。
以下の3つのポイントを必ずチェックして、信頼できる本物を手に入れてください。
国内主要メーカーの製品であるか確認する
パナソニック(Panasonic)、アロン化成(安寿)、リッチェル(Richell)、マキテックといった国内メーカーは、厳しい安全基準(SGマーク等)をクリアしています。
これらのメーカー品は、万が一の故障時のパーツ交換やアフターケアが非常に充実しています。
商品名に聞いたこともないアルファベットの羅列があるブランドや、日本語の説明文が不自然なショップは避けるのが賢明です。
多少高くても、「国内正規品」と明記されているものを選ぶことが、結果として最も安上がりで安全な買い物になります。
型番(JANコード)を公式サイトと照合する
「欲しかったモデルだと思ったら、サイズ違いの旧型だった」という失敗は非常に多いです。
特に介護用風呂椅子は、似たような外見で「座面が広いタイプ」と「コンパクトタイプ」の2種類展開されていることがよくあります。
購入ボタンを押す前に、メーカーの公式サイトで現在の最新型番を確認し、ショップのスペック表と照らし合わせましょう。
JANコード(49から始まる13桁の数字)をコピーして検索窓に入れることで、その商品が本物かどうか、また市場価格が適正かどうかを一瞬で判別できます。
極端に安い価格設定や「残りわずか」に惑わされない
相場よりも数千円も安い場合は、何か理由があります。展示品であったり、衛生的に不安のある返品再生品であったりする可能性があります。
また、転売品の場合は、定価よりも数千円高く設定されていることもあります。
「今買わないとなくなる」という心理的な煽りに負けず、まずは落ち着いて大手ECサイトの直販部門(Amazon.co.jp発送など)の価格を基準にしましょう。
信頼できるショップは、価格が安定しており、発送元が明確です。不明な点は、購入前に「ショップへ問い合わせ」機能を使って質問してみるのも有効な自衛策です。
中古やメルカリで介護用風呂椅子を買うのはアリ?ナシ?
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリでは、数回しか使っていないという介護用風呂椅子が安く出品されていることがあります。
「短期間しか使わないものだから安く済ませたい」という気持ちは分かりますが、介護のプロとしては中古品の購入はおすすめできません。
お風呂場という高温多湿な環境で使われる製品である以上、目に見えない部分にカビや雑菌が繁殖しているリスクが高いからです。
また、前所有者がどのように保管していたか分からず、素材が劣化して強度が落ちている可能性も否定できません。
見えないカビと雑菌:衛生的なリスク
介護用風呂椅子のクッション材(EVA樹脂)や脚のゴム部分は、水分を吸収しやすく、適切に乾燥させていないと内部でカビが繁殖します。
特に抵抗力の落ちている高齢者が使用する場合、こうしたカビが原因で皮膚トラブルを起こす恐れがあります。
中古品は外見を綺麗に拭いてあっても、パイプの継ぎ目やネジ穴の奥に汚れが溜まっていることが多く、完全に消毒するのは困難です。
新品であれば抗菌・防カビ加工がしっかりと機能しているため、安心して使い始めることができます。
製品寿命とパーツの摩耗:安全上のリスク
介護用風呂椅子の耐用年数は、一般的に5年〜6年と言われています。
中古品の場合、製造から何年経過しているか正確に把握するのが難しく、突然脚が折れるなどの事故が起きないとは言い切れません。
特に「滑り止めのゴム」は消耗品であり、硬化していると浴室の床で滑って転倒する原因になります。
こうした交換パーツ代を別途購入することを考えると、最初から新品の最新モデルを通販で買ったほうが、結果的に安く済むことも多いのです。
ダイソーやセリアなどの100均に介護用風呂椅子は売ってる?
「100円ショップにも風呂椅子は売っているから、それで代用できないか?」と考える方もいらっしゃいます。
結論から申し上げますと、100均の椅子を介護用として使うのは絶対にやめてください。
100均で売られている300円〜500円商品の椅子は、健康な人が一時的に座ることを想定したものであり、介護に必要な強度や安定性は一切備わっていません。
耐荷重と安定性の決定的な違い
一般的な介護用風呂椅子の耐荷重は80kg〜100kg以上あり、さらに「揺れ」に対しても非常に強い構造になっています。
これに対し、100均の椅子は耐荷重が低く、座る時に勢いがついたり、斜めに荷重がかかったりすると簡単にバキッと割れてしまいます。
また、脚の裏に付いている滑り止めも簡易的なもののため、石鹸カスがついた浴室の床ではスケートのように滑ってしまいます。
数千円を惜しんで100均商品で代用した結果、骨折して入院費が数十万円かかる…という最悪の事態を防ぐためにも、専用品を選んでください。
介護用としての「使い勝手」の不足
100均の椅子には、座面の高さ調整機能はもちろん、水はけを良くする穴や、立ち上がりを補助する手すりもありません。
介護が必要な方にとって「低すぎる椅子」は、一度座ると自分の力では二度と立ち上がれない「罠」のような存在になります。
適切な高さの椅子を使うことで、本人の自立支援にもつながり、介助者の腰痛予防にもなります。
道具選びは介護の質を左右します。安さではなく「機能」で選ぶことが、お互いの笑顔を守ることにつながります。



